第1回団鬼六賞 大賞受賞作
京和菓子をモチーフに男と女、女と女が綾なす至福の官能小説。
京都に息づく秘めやかな悦楽・・・。
「濡れ場が手段になってはいけないと思うんです。目的であってほしいなと。ここを一番書きたかったんだ、という。その面では、『花祀り』の花房さんはこれを書きたかったんですよ、ヒヒオヤジたちに犯されていくところを」
―重松清・選考座談会より―
「官能小説っていろいろ書き方があると思うんですが、エンドレス、団先生の『花と蛇』みたいに永遠に終わらないというのが面白い。独特の世界。この『花祀り』も、終わらない感じがあるでしょう」
―高橋源一郎・選考座談会より―
「シットリ系エロの中で適度にバランスがよかったんですよ、濡れ場の配置が。官能としては、完成度はいいなと思いました。」
―睦月影郎・選考座談会より―